「初心者の体験談による、初心者向けのガイド」です。新アカウントでのプレイレポという形で、初心者がミシックランクに到達する道のりを再現し、紹介しています。全体の目次は以下の投稿にあります。

そろそろメインでプレイする色を決めていく時期。この辺で、MTGアリーナのフォーマットの簡単な知識を確認します。
MTGアリーナのフォーマット(構築)
MTGアリーナには、デッキに使用できるカードの範囲を定めた「フォーマット」という制限があります。MTGでは数か月ごとに、カードのセットが発売されるのですが、フォーマットによって、どのセットが利用できるのか、というのが異なるのです。
フォーマットはたくさんあって、とても分かりにくいのですが、スパーク・ランクまででプレイしてきたものは「アルケミー」、将来のプレイの中心になるのが「スタンダード」です。
ざっくりとした概要は以下です。
- アルケミー:MTGアリーナ専用のフォーマット。直近2年のセット+アルケミー専用カードセット+特殊セット(「指輪物語」など)。デジタルの身軽さを生かして、カードの能力調節がある。
- スタンダード:直近3年のセット。MTGアリーナでは、もっともプレイヤー人口が多いので、特別な理由がない限り、これで遊んでいくことに。
- ヒストリック、エクスプローラー、タイムレス:それぞれ違いはあるけれど、セットの利用制限が少ないフォーマット達。範囲(カードプール)が広すぎて、初心者がチャレンジするにはハードルが高いため、当面は無視します。

ようするに、アルケミーやスタンダードは、古いカードはさようならしていくフォーマット。カードプールが限定されるので、新規参入しやすい。
MTGアリーナのフォーマット(リミテッド)
MTGアリーナには、あらかじめ作っておいたデッキで対戦する「構築」以外に、ランダムに与えられたカードから、プレイするたびに新規デッキを作って対戦する「リミテッド」があります。
ランクも、「構築」と「リミテッド」のふたつに分かれています。

リミテッドの対戦は参加費が必要なので、無課金勢は参加費無料の「構築」がメイン(少なくとも当面は)です。
- ドラフト:8人でカードを順に取り合って、土地込みで40枚のデッキを作成して対戦する。取得したカードはすべて入手できる。3敗するまでプレイでき、勝ち数によって、追加の賞金などが得られる。AIとドラフトするクイック・ドラフトと、他のプレイヤーとドラフトするプレミア・ドラフトがある。
- シールド:6パック(60枚)のカードから、土地込みで40枚のデッキを作成して対戦する。6パックのカードはすべて入手できる。3敗するまでプレイでき、勝ち数によって、追加の賞金などが得られる。
その他のイベントなど
- ジャンプイン:半構築済みの20枚(土地込み)のセットをふたつ選び、40枚のセットで対戦します。その際に利用したカードはすべて入手できます。1000ゴールドでプレイできます。2枚のレアもしくは神話レアが含まれるため、公開されているジャンプインのカードを調べて、欲しいカードが得られるなら、お得。勝敗は関係なくカードは入手でき、プレイ回数も自由。
- ミッドウィーク・マジック:毎週の水~木曜日に開催される時限イベント。参加費無料で、かつレア以上のカードが2枚と、特殊カードデザイン1種類が得られる。テーマによっては、新規勢にはつらい場合も。

ミッドウィーク・マジックは、できる限り2勝(レアカード2枚)しておきたいです。ただ、テーマがヒストリックだったりすると、新規勢にはカードプールがなさ過ぎて無理・・・
次は色決め
フォーマット周りの話が長くなってしまいましたが、そろそろメインでプレイする色を決める頃ですね。今回は、再現プレイということで、私は緑で行くことにしています。

次は、各色の特徴について。「STEP8:パックを剥き、色を決める」で、ごく簡単に!
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